■VPN接続オプションとは
GlasscloudではSoftEther、OpenVPNによるVPN接続オプションを用意しております。ここではSoftEtherによる説明を行います。OpenVPNについては個別のご案内をご覧ください。
ガイド:
VPN接続方法(Windows編)
◆VPNとは
VPNとは、インターネット上で仮想的にプライベートネットワークを作る技術です。
暗号化通信上に閉ざされたネットワークエリアを作り、
エリア内にある端末、サーバはあたかもイントラネット内のように振る舞います。
VPN構築にはルータといった専用ハードを使用する方法と、ソフトウェアを使用する方法がありますが、GlasscloudではSoftEtherという専用ソフトを導入していただき、お持ちの端末をVPNに参加させます。
若干の手間がかかりますが、疎通するまでGlasscloudが責任を持ってサポートしますのでご安心ください。
◆料金
連携ポートオプションをご覧ください。
VPNを最初に加える場合は、10%がオプション料かかるとお考え下さい。VPNを前提とする電子カルテの連携については、二重にかからない(VPNポート+電子カルテという二重料金にはならない)ですが、個別にご確認下さい。
◆注意点
使用端末ごとに若干理解しづらいメトリックの設定の作業を行ってもらう必要があります。
メトリックの設定方法は
メトリック設定方法(Windows編)をご覧ください。
◆停止時間
1日に1回、停止する時間帯があります。これは、ご利用のお客様において、1日以上、ずっとVPNを接続しっぱなしにする使用形態では、
VPNの性質上、いろいろ問題が起こる可能性があるためです。
強制的にVPNを再接続いただくための目的があります。(昨今、Gmailなど他サービスでも似た運用も多くなっています。)
停止時間帯は、AI解析により、ユーザの利用慣習を考慮して自動設定されます。深夜や早朝になる場合がほとんどです。
また、同様の目的で、何も作業がないまま長時間接続状態にある、セキュリティに対する懸念が生じていると判断した場合、停止する場合があります。
ユーザにおいても、24時間以上接続継続の場合、1日に1度は意識的に再起動いただくことになります。
利用しない時間帯を解析しての再起動ですので、ほとんどのユーザは意識しないことになります。また個別の要望で運用を変えることも可能です。
◆VPNで必要な手順
1. SoftEtherのインストール 2. メトリックの設定 3. SoftEtherへのログイン という流れになります。
これらの作業を、Glasscloudに全て代行させることも出来ます。
VPNに関わるソフトウェアや作業料金は無料です。