■高額療養費の登録方法 - 70歳未満の場合
ここでは、70歳未満の高額療養費の登録方法について紹介します。
◆区分ア
「公費の種類」に「966 高額アイ」、「受給者番号」に「ア」を入力し、[登録]ボタンを押下します。
適用期間は「1日」を開始日とします。
レセプトの特記事項に「26区ア」が記載されます。
◆区分イ
「公費の種類」に「966 高額アイ」、「受給者番号」に「イ」を入力し、[登録]ボタンを押下します。
適用期間は「1日」を開始日とします。
レセプトの特記事項に「27区イ」が記載されます。
◆区分ウ
「公費の種類」に「967 高額ウエオ」、「受給者番号」に「ウ」を入力し、[登録]ボタンを押下します。
適用期間は「1日」を開始日とします。
レセプトの特記事項に「28区ウ」が記載されます。
◆区分エ
「公費の種類」に「967 高額ウエオ」、「受給者番号」に「エ」を入力し、[登録]ボタンを押下します。
適用期間は「1日」を開始日とします。
レセプトの特記事項に「29区エ」が記載されます。
◆区分オ
「公費の種類」に「967 高額ウエオ」、「受給者番号」に「オ」を入力します。
適用期間は「1日」を開始日とします。
「所得者情報」タブの「低所得者2」を入力し[更新]ボタンを押下します。
- 認定日は「1日」を開始日とします。
- 認定範囲は「0 すべて対象」とします。
- 標準負担額減額開始日は、「標準負担額減額認定証」がある場合に入力します。(外来は不要)
- 長期入院該当年月日は、「長期入院該当年月日」に記載がある場合に入力します。(外来は不要)
- 境界層該当は、適用区分「オ」に加え(境)と記載されている場合は「1:境界層該当」へ変更します。
一覧に反映されたら[登録]ボタンを押下します。
レセプトの特記事項に「30区オ」が記載されます。
■高額療養費の登録方法 - 70歳以上の場合
ここでは、70歳以上の高額療養費の登録方法について紹介します。
◆26区ア(現役並み所得者:限度額認定証提示なし)
公費の設定は不要です。
補助欄で、「1 1割」を指定します。
レセプトの特記事項に「26区ア」が記載されます。
◆27区イ(現役並み所得者:適用区分 現役Ⅱ)
「公費の種類」に「946 高齢者現役」、「受給者番号」に「2」を入力し、[登録]ボタンを押下します。
適用期間は「1日」を開始日とします。
レセプトの特記事項に「27区イ」が記載されます。
◆28区ウ(現役並み所得者:適用区分 現役Ⅰ)
「公費の種類」に「946 高齢者現役」、「受給者番号」に「1」を入力し、[登録]ボタンを押下します。
適用期間は「1日」を開始日とします。
レセプトの特記事項に「28区ウ」が記載されます。
◆29区エ(一般所得者:限度額認定証提示なし)
公費の設定は不要です。
レセプトの特記事項に「29区エ」が記載されます。
◆41区カ(一般所得者:後期高齢者2割負担)
補助欄で、「2 2割」を指定します。
※後期高齢者2割負担は、有効期間の開始日が「R 4.10. 1」以降の場合に指定可能となります。
レセプトの特記事項に「41区カ」が記載されます。
◆42区キ(一般所得者:後期高齢者1割負担)
補助欄で、「1 1割」を指定します。
レセプトの特記事項に「42区キ」が記載されます。
◆30区オ(低所得者Ⅱ:適用区分 Ⅱ)
公費の設定は不要です。
「所得者情報」タブの「低所得者2」を入力し[更新]ボタンを押下します。
- 認定日は「1日」を開始日とします。
- 認定範囲は「0 すべて対象」とします。
- 標準負担額減額開始日は、「標準負担額減額認定証」がある場合に入力します。(外来は不要)
- 長期入院該当年月日は、「長期入院該当年月日」に記載がある場合に入力します。(外来は不要)
- 境界層該当は、適用区分「オ」に加え(境)と記載されている場合は「1:境界層該当」へ変更します。
一覧に反映されたら[登録]ボタンを押下します。
レセプトの特記事項に「30区オ」が記載されます。
◆30区オ(低所得者Ⅰ:適用区分 Ⅰ)
公費の設定は不要です。
「所得者情報」タブの「低所得者1」を入力し[更新]ボタンを押下します。
- 認定日は「1日」を開始日とします。
- 認定範囲は「0 すべて対象」とします。
- 標準負担額減額開始日は、「標準負担額減額認定証」がある場合に入力します。(外来は不要)
- 老齢福祉年金受給者証は、「老齢福祉年金受給者証」がある場合は「1 有り」、ない場合は「0 無し」を選択します。
- 境界層該当は、適用区分「オ」に加え(境)と記載されている場合は「1:境界層該当」へ変更します。
一覧に反映されたら[登録]ボタンを押下します。
レセプトの特記事項に「30区オ」が記載されます。